地域の課題解決や、自身の経験を生かして誰かの役に立とうと、活動を始める人がいます。このコーナーでは、若者支援コンシェルジュがこれまでに出会った、熱意ある若者のみなさんに、活動内容や地域への想いを寄稿いただきました。
cocotomo ～ここへきてともにはじめよう～
子育て支援団体cocotomo
大泉 まりさん
活動内容
山形県の子育てママのニーズに答えるために、決まった拠点を設けず、各市町村で飲食店を間借りし、子連れで楽しめるイベントと合わせた見守りランチ会を月２回程度実施しています。託児ではなく、お母さんの目の届く位置にキッズスペースを作り、お母さんが食事している間、お子さんをスタッフやボランティアの大学生と共に見守っています。また子育て支援や地域の繋がりを大切にしている方々と一緒に子連れで楽しめるイベントを企画し、マルシェでは工作ワークショップ開催やお子さんの見守りなどを行っています。
地域への想い
山形県内は無料の児童遊具施設が充実していますが、お母さんがゆっくり食事できるような子連れで気軽に行けるお店が多くありません。普段は子ども優先で、「ゆっくり食事も取れない。自分の時間が持てない。子育ての不安や困っていることを話せる相手がいない。一人で出かけるのは罪悪感を感じる。」そんな孤立しがちなお母さんたちがほっと安心して美味しい食事をゆっくり食べてほしい。そんな想いで活動しています。子育てしやすく、自分にとって安心する居場所、人と繋がる場所がたくさんある山形になってほしいと思います。
これから
イベントを山形市中心に活動してきましたが、子育て支援は山形市近郊の市町村でも求められています。今後は「どこでもcocotomo」として、地域のカフェとコラボしてイベントや見守りランチ会を行っていく予定です。山形で子育てをしているママやパパ。そして応援してくれているおじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々と共に子育てを支援していきたいと思います。そして、子育て世代以外の方とも繋がり、世代を超えいろいろな方が活躍できる場としてイベントの企画なども行っていきます。
https://instagram.com/yamagata_kosodatecafe
