山形いまどき若者アンケート2022結果-5

「山形いまどき若者アンケート2022」集計結果発表

5.若者支援事業について

Q13若者支援コンシェルジュ事業として実施している「若者サポーター」を知っていますか?また、利用したことがありますか?

Q13-1Q13で「知っているが利用したことはない」「知らない」と回答した方にお聞きします。「若者サポーター」は、地域の活動実践者が、相談にのったりノウハウを教えたりする事業です。利用したいと思いますか?

Q14ウェブサイト「おこしあいネット」を知っていますか?また、閲覧したことはありますか?

Q15山形県の若者支援事業や、若者支援コンシェルジュ事業に応援してほしいこと、求める取り組みや支援内容があれば教えてください。

全44回答
情報発信 12回答
  • 1日1回以上、SNSで情報発信してほしい
  • いまいちどのような支援や相談に乗ってくれるのかがよくわからない 相談の一例や実績などをもっと広報して気軽に利用できるように敷居を下げるべきだと思う
  • このアンケートの結果、反映された事を教えてほしい。
  • どのような人が,どのような相談に乗ってくださるのかをもっとお知らせしてほしい
  • もう少し広報活動頑張って欲しい
  • 何をしているのかも全くわからないのでまずは活動を広めることから。
  • 興味深い取り組みをしている人、独特な感性を持ってる人、好きなことを一生懸命やってる人など、何かと『アツイ』人を取材して、その人のことを広めて欲しい。そして、その人へのファンレターや応援の言葉を届けて欲しい。また、その人が活躍できる場所や機会を設けて欲しい。有名企業とのコラボやテレビ出演で知名度が上がると思う。若い人は、エネルギーに溢れ、希望を持ち、夢に向かって日々挑戦している人が多いと思う。そうでなくても、好きなことをしている人は若者に限らず素敵だと思う。例え今を生きることに苦しんでいる人がいても、同じ世代の頑張ってる姿に励まされたり、勇気をもらうことはある。きっかけは分からないが、ふと目にしたこと・耳にしたことがその人の人生を変えることだってある。どんなことでさえ無駄なことは一つもないと思う。山形の若者に希望や夢を与えてくれることを期待しています。/個人的にしてもらいたいことと言えば、山形の画家やイラストレーターなど、美術関係の仕事をしている人の情報が知りたいです。それ以外でも、頑張っている人の活動などを見てみたいです。
  • 私はその事業のターゲットではないと思うので、情報が届かなくても不思議ではないが、本当に必要としている人には届くようにしてほしい。
  • 若者に近い情報を発信する
  • 全国(世界)のあらゆる地方で成功した事例があればその企業や人と繋げていったり情報シェアすること。(:地方なら長野や黒磯 海外ならポートランドなど)
  • 知らない人が多いと思うので、もっと広めて欲しい。
  • スマホで読める、またきちんと情報が更新され続けるウェブサイト作り
支援 11回答
  • 音楽活動、タレント活動への支援
  • 機械などの高価な物への金銭面での支援など
  • 起業、独立するにあたって、地域の特性に応じたノウハウを指導されるようにすることで、若者の定住促進にも繋がる。現状は、統一的なアドバイスに偏重しており、地域による細やかな違いに沿わない。
  • 起業支援、活動組織立ち上げの支援
  • 婚活、子育て支援
  • 山形の伝統あるものを若者が関わりやすくする支援をしてほしい
  • 若者の起業。
  • 就活充実した雇用先の確保
  • 年寄りの支援ばっかりしてたらいつまで経っても現状から悪化するだけだから、若者の支援を重視してほしい。子供を産んでも支援が少なかったり、老人どもに富を吸われるだけなら子供なんか産みたくないし住みたくもない
  • 子育てをしない生き方を選択する人々への支援。
  • 就活
仕組みづくり 4回答
  • 横につながることができる仕組みがあるとよい
  • 婚活ではない、サークル活動みたいなものが欲しい。あるアニメを一気見で上映するとか、モルックをみんなでやってみるとか
  • 若者チャレンジファンドしずおかのような、チャレンジや成長ができる機会を作ってください。
  • 県外から故郷・山形に貢献できるような取り組みがしたい。県外に出ている人たちへの呼びかけ
事業 4回答
  • 高校や中学校など学校との連携事業
  • 若者が地域のためにできること、必要とされている役割について知りたい。帰省しにくいので、zoomなどオンラインで学べるといいなと思う。現在山形県外にいて山形に戻りたいと思っているが、仕事の面で積極的に戻りたいと思う気持ちが薄れる。就活について、また自分で新しく仕事を始めることについて相談できるところがあるといい。山形に戻りたいと思っている人の相談窓口のようなものがあるといい。
  • 中高生など若い頃からそういった活動に触れる機会を作ってあげるといいと思います
  • 「行ってみたけど何も収穫がない」と言われるような事の無いように現在の取り組みについて改めて考えた方がいいと思います
イベント 1回答
  • 座談会等のオンライン開催(気軽に参加できるため)
その他 12回答
  • ブラック校則の改善
  • まずどのような取り組みなのかわからない
  • よく仕組みが分からないので答えられない
  • わからない
  • 強いて言えば、ちゃんと話をきいてくれて求める支援(フードバンク等)や利用できそうな支援や助成を率先して教えてくれることかな?あとは、各所と連絡を共有して、最低限の文化的生活を送れるようにサポートしてほしい。
  • 山形=田舎のイメージを変えられるような活動をしてほしい。山形県より南の方の県の田舎から引っ越してきたのに住居地を伝えると「うわ~」って言われるので。
  • 若者が年寄りに邪魔されない事
  • 親を説得して欲しい
  • 若者支援ではなく全体を支援する志のある公務員が必要では?
  • 賃金水準の上昇。
  • 特にない(2)
 「5.若者支援事業について」では、私共若者支援コンシェルジュ事業と、山形県での若者支援についてお聞きしました。 問13で「若者サポーターを知っているか」を尋ねたところ、「知らない」(81.3%)が最も高く、次いで「知っているが利用したことはない」(17.1%)となりました。 問14では、利用したことのない人に「利用したいと思うか」を尋ねました。「利用したい」と回答した人は25.4%となり、4人に1人が利用を望む結果となりました。 問14ではウェブサイト「おこしあいネット」についてお聞きしました。本アンケートは「おこしあいネット」に掲載されているため、回答する時にアクセスしているのですが、「おこしあいネットを知らない」が84.8%と最も高い結果となりました。
 問15では、山形県や若者支援コンシェルジュ事業で応援してほしいこと、求める支援内容等について、記述式でお尋ねしました。回答では「情報発信」(12回答)に関する記述が最も多く、認知度を深めるための要望のほか、事例等の紹介を望む声もありました。次いで「支援」(11回答)に関する記述では、起業や婚活など特定の分野に関する支援を求める声がありました。そのほか、仕組み作りや事業、イベントに関することなど、合計44回答を得ました。
番外編:地域活動をしている人・していない人別の集計結果
問8「あなたは地域のための奉仕的な活動をしていますか?」の設問で、「はい」と回答した人、「いいえ」と回答した人それぞれに、おもな設問を集計してグラフ化しました。

Q2今住んでいる地域は好きですか?

[全体]
[地域活動をしている]
[地域活動をしていない]

Q3将来(今後も)山形に住みたいですか?

[全体]
[地域活動をしている]
[地域活動をしていない]

Q5あなたは「自分のしたいこと、好きなこと」をしていますか?

[全体]
[地域活動をしている]
[地域活動をしていない]

Q6あなたがこれからの人生で特に重要だと思うものはなんですか?[TOP5]

Q7あなたは、これから自分のためにやってみたいことがありますか?

[全体]
[地域活動をしている]
[地域活動をしていない]

Q9何か活動をしたいと思った時に、あったらよいと思うことは何ですか?(複数回答)

Q13若者支援コンシェルジュ事業として実施している「若者サポーター」を知っていますか?また、利用したことがありますか?

[地域活動をしている]
[地域活動をしていない]
 番外編として、問8「あなたは地域のための奉仕的な活動をしていますか?」の設問と主要な設問のクロス集計をおこないグラフ化しました。 問2「今住んでいる地域は好きですか」や問3「山形に住みたいですか」、問5「自分のしたいこと、好きなことをしていますか」の設問では、どちらも地域活動をしている人が「はい」の割合が10%以上高い結果となりました。 問6「これからの人生で特に重要だと思うもの」の設問では、全体や地域活動をしていない人の1位が「収入・貯蓄の安定」であったのに対し、地域活動をしている人の1位は「プライベートの充実」(64.1%)であり、「収入・貯蓄の安定」は3位となっているのが特徴的です。 問7「これから自分のためにやってみたいことがあるか」の設問では、地域活動をしている人の「ある」が74.4%だったのに対して、していない人は51.3%と20%近くの差がみられました。 問9「何か活動をしたいと思った時にあったらよいと思うこと」の設問では、「活動をはじめるためのノウハウ」で20%「活動についての講座やイベント」で10%近く、していない人の割合が高く、基本から知りたいという思いが見受けられました。 問13「若者サポーター」と問14「おこしあいネット」に関する設問では、地域活動をしている人の回答で「知っている」の割合がそれぞれ10%以上高くなっています。
 
 今回の「山形いまどき若者アンケート2022」の結果は、いかがでしたか?  みなさまから寄せられた回答の中には、私共にとって耳の痛いことも多々ありましたが、真摯に受け止め、これからの若者支援に活かしていきたいと思います。  このアンケートの結果は、記述式の回答もできるだけ省略せずにいただいた文言のまま掲載しています。若者世代の皆様も、若者世代以外の皆様も、また若者支援に携わる関係機関や地域の皆様も、ぜひ「いまどきの若者の声」として受け止めていただき、これからの生活や事業に活かしていただければ幸いです。