山形いまどき若者アンケート2022結果-1
「山形いまどき若者アンケート2022」集計結果発表
1.居住地域について
Q1あなたが今の居住地域に住んでいる理由は何ですか?(あてはまるものすべてを選んでください)
その他の記述 全7回答
義理の実家の近くだから/結婚/住宅を購入した/前の職場が近かった/地元に帰って来た/ライブイベントや食べ歩きが好きなので/親が住んでる場所だったから
Q2今住んでいる地域は好きですか?
Q2-1「はい」と回答した方にお聞きします。それはなぜですか?(あてはまるものすべてを選んでください)
その他の記述 全20回答
■県内在住者(16回答)
- 地元だから
- 家から大学に通える
- 生まれ育った町だから
- 慣れ親しんでいるから
- 住み慣れていて、生活しやすい。人混みがないのでストレスフリー。
- 交通量の多い大型店には近すぎない距離だけれども、生活雑貨系のお店は徒歩圏内にあるような、ちょうどいい生活圏
- 都会的だから
- 他県へのアクセスが便利だから
- 災害が少ない
- 雪が地元より少ない
- 山形独自の技術があるから
- 趣味を共に楽しめる仲間たちがいるから
- 冷たいラーメンが食べられる
- 人が少ないから
- 温泉
- 温泉にすぐ行けるから
- 自分の将来に繋がる選択肢やチャンス、芸術に触れる機会がたくさんあるから
- 山形に近いから
- 渋谷まで20分くらいなのでアクセスがいい
- 肉そば美味しい
Q2-2「いいえ」と回答した方にお聞きします。それはなぜですか?(あてはまるものすべてを選んでください)
その他の記述 全16回答
■県内在住者(13回答)
- <支援の不足>6回答
- パートナーシップ制度がないから
- 子どもの教育(学力面)で都市との格差が不安
- 子育てや生活への支援が薄い
- 子育て世代への継続的な支援が少ないから
- 政策等も含めお年寄りに優しく、若者やこれから生まれてくる子供のことは考えていないように思えることが多いから
- 交通の便も悪いし、公共料金が全て高い。
- <仕事・経済面>3回答
- 低賃金なうえにまともな職が無い。
- 配偶者に適した大卒者向けの仕事がない
- 光熱費が高いし、車がないと自由に動けない。給料のほとんどを生活費にあてがうから、海外旅行に行ったり趣味に投資する金額が減る。
- <人・環境>4回答
- 行政機関がこれまでで一番ど田舎臭い
- 車社会なのにあおり運転や交通マナーの悪さ、いじめや嫌がらせをする陰湿な人が多いから
- 伝統文化の若者への押し付けや負担が、少子高齢化に伴い増えてきているから。
- 冬の除雪車の除雪の質がかなり低い
- <人・環境>2回答
- 人がとにかく多い
- 地震が多いから
- <その他>1回答
- 実家がいいから
Q3将来(今後も)山形に住みたいですか?
Q4将来(今後も)山形に住みたくなるには、何が必要だと思いますか?
全272回答(重複あり 回答者数223名)
仕事・賃金に関すること 58回答
<仕事>32回答
- 仕事(15)
- 魅力的な仕事(3)
- 安定した雇用環境
- 雇用創出
- 子どもが就職したいと思える会社(今のままでは子どもたちが出て行くだけなので)
- 若者の仕事の幅が広がるような環境
- 就職先などの学生の望む将来の進路が県内でも叶えられること。
- 住みやすさ、職業の多さ
- 職業の幅
- 職種を増やすこと
- 俗にブラック企業と呼ばれるような劣悪な労働環境、人間関係の職場が県内に多いので、それらを改善し、誰しもが気持ちよく長く続けていくことができる魅力ある仕事を増やすこと
- 多様な就職先(給与も悪くないやつ)
- 中高生のうちから、庄内で働くことがイメージしやすい
- 自ら働きたくなる環境がある
- 労働環境の改善
- 仕事環境、風通しの良い職場環境(人間関係)
- 賃金、所得の上昇(16)
- 稼げる仕事(2)
- 生活できる給料がもらえる仕事が安定してある事。
- 多様性と高い賃金
- 税金を下げて安定した雇用(収入)が必要
- 高収入の職場
- 手当
- 賃金が他県に比べ大幅に低いことも改善しなければ今後さらに仙台や関東方面への若年層の流出は止まらないと思う/県民自体の排他的な意識の改革も必要であると考える
- 賃金が低すぎて一人暮らしもままならないし、共働きしてもぎりぎりの生活になるので、基本賃金をあげて欲しい。そうじゃないと結婚することも子供を作って新しい家を建てることもできず、将来が見えない。
- 給与や収入の向上。そのためにも、県民全体としての金融リテラシーの向上が必要。(貧乏マインド、欠乏マインドを改善していく必要がある。)/ 生活のためにはお金は切っても切り離せない。魅力を感じる物事があっても、お金の問題であきらめなければならないのは、人生において悔しいの一言。/場所だけが原因ではないが、最低限の生活が維持できるだけの収入だけでは、そこに住み続けるという魅力はない。であれば、住む場所を変えるという選択肢にならざるを得ない。/お金だけがすべてというわけではないが、人それぞれ魅力や幸せを感じることは違うため、個人個人にあった「心地のいい収入」で幸せを感じることができるよう、個々人の金融リテラシーを高めていくことが必要と考える。それに合わせた”人間力”、”山形県民の魅力”を高めていくことが必要と思う。
交通に関すること 48回答
- 交通の利便性(24)
- 老後(免許返納後)も安心して暮らせる環境(3)
- 交通インフラの充実。車社会からの脱却。
- 庄内地区まで新幹線路延長
- 高速交通網の早期実現
- 自家用車に頼らない交通網の整備
- 自家用車以外の移動手段
- 自転車が邪魔に感じないような道路幅の再配分など
- 車がなくても不便さを感じず、県外から見た山形県の人へのイメージの改善
- 電車の本数を増やす、高齢者が無料で(安く)使えるタクシーやバスがあったほうがいい!!
- 都心とのアクセスの良さ(新幹線)
- 内陸部と庄内間のアクセス向上
- 山形の落ち着いた雰囲気を保ちつつ、交通の便や買い物、日常生活の便利さを増やす。
- 買い物が簡単になるような交通網の整備
- どこに行くにしても遠いから移動がめんどくさい
- 域内の冬の交通手段がもう少し車じゃなくても安定しているとよいのと、域外、特に仙台や東京などとの行き来がしやすくなるとよい。
- 車がないと生活できない
- 車社会とはいえ、もう少し交通手段が充実していたほうがいいと思う。
- 雪でも止まらない交通網
- せめて夏だけでも車移動に頼らないようにできる環境(自転車で走りやすい道にするとか)
- バスなど交通機関の発展
- 東京へのアクセス(リニア新幹線を通してなおかつ安く)
- 電車やバスを充実させる。
子育て・教育に関すること 36回答
- 子育て支援(17)
- 子育てのしやすさ(4)
- ヨソモノでも核家族でも住みやすく、子育てしやすい環境。
- 医療や福祉などの充実。子供の育てやすい環境。20~30代への優待が少ない。
- 学校・家庭・地域が一体となって子どもを育て、安心して住むことができる確信的なヒト・モノ・コトが必要だと思う
- 保護者の助けになるような政策と環境が必要。
- 成婚や子育てに関する手厚い支援
- 子供や今後子育て世代になる若者が金銭的にも環境的にも住みやすい街になればいいなと思う
- 無料で利用できる子育てに便利な施設や、制度を増やす。
- 子供の学習環境の整備
- 子供を育てやすい環境
- 20未満の子どもが生活しやすい街作り
- 子育てしやすい、子供に優しい県にする
- 育つ環境と指導者
- 企業や学校や大学の種類、数を増やし、若者の進路の選択肢を広げること
- 教育
- 子育て環境
町づくりに関すること 31回答
- 都市化(2)
- 賑わい
- 街の活気
- 町おこし
- 魅力
- 県外から人を呼び込む仕組み、活気
- インフラ
- 雪深いので駅前のアーケード商店街や地下商店街、地下駐車場など冬場に車が無くても出歩ける整備がなされていないので必要。
- 住環境の整備(地域限定施策etc)
- 医療や介護など福祉制度の充実。美しい街並みや風景の整備。起業支援など。
- 介護などのしやすさ
- 介護支援の充実
- 高齢者が住みやすい体制(融雪道路、買い物支援、集いの場など)
- 高齢者へのサポート
- 福祉の充実
- 結婚支援
- 若者の定住による地域活力の向上
- 若者を中心にしたまちづくり
- 高齢者ではなく若者重視の政策
- 多様なライフスタイルを受け入れる余裕。行政的にも、共同体の性質としても。
- 市役所職員の教育。雪かきの予算を上げる。医者の確保。
- 天童市のような政策
- 仲の良い友達、奥さん
- 優秀な人材の集積
- 誰もが住みやすくなる工夫(抽象的ですみません。)
- 地域コミュニティの加入促進
- 身近なコミュニティの形成
- 閉鎖的な地縁コミュニティからは独立した同趣味や同年代の新しいコミュニティを形成しやすい環境
- 2040年には人口が半分になるのが確定していて、今後数十年にわたり住み続けるのは不可能。社会インフラ等の効率的維持の観点からも別都市に移住することが個人ができる現実的対応方法と考えられる。
- 県外者に対してだったら、山形の美味しい食べ物を知ってもらう機会を作ったり、地域の伝統や歴史を感じてもらったり、山形ってこんなに素敵なんです!ということを伝えることが大事だと思う。(略)きっかけはなんであれ、山形のお気に入りを見つけてもらいたいな、と思う。
レジャー施設に関すること 26回答
- 若者が遊べる施設、場所(8)
- レジャー施設・娯楽施設(7)
- 遊ぶ場所(4)
- 家族向けの施設(2)
- いろんな年代の人が楽しめる場所や、施設
- 駅ビルなど、遊べる施設も増やしてほしい
- 家族で遊べる場所づくりや、小さい頃にたくさん外で遊んで思い出をたくさん作ること。
- 遊べるところを増やして欲しい。公園とかだけでなく、百貨店とか買い物できるところも増やして欲しい
- 子供の無料の遊び場
店舗・買い物に関すること 23回答
- 商業施設(7)
- デパート(3)
- アウトレット
- カフェや大型店を増やして、活性化させることが必要だと思います。
- ショッピングする施設の増築
- スーパーなどの買い物のしやすさ/スーパーが点在していて、ある程度分散していたほうが住みやすいです。(あまり混雑していると買い物しにくいと感じます。)
- 企業誘致と百貨店
- 若い世代が遊んだり買い物したりできるような施設を作ること
- 大学がある地域なので、若者が住みやすい街にするとよいと思う。(徒歩やバスで行ける範囲で買い物が出来たり、ショッピングセンターなどの1か所でまとめて必要なものを購入できたりしたら便利だと思う。)
- 大型商業施設などの買い物の拠点が欲しい。専門店が少なすぎる。
- 東京みたいなワクワクする要素。例えば劇場とかイベントとか、服屋とか。
- 買い物の便利さ/アクティビティの充実
- お店や施設の更なる発展
- ショップの場所
- お店の誘致
自然・文化に関すること 20回答
- イベントの企画実施
- エンターテインメント、映画等をもっと充実させてほしい
- 娯楽、エンタメ、新しく作る世界的な遺産
- 山形の敷地を生かしたイベントを開催する。
- 若者の娯楽を増やす。
- 自然
- 自然、文化継承
- 自然や歴史との共存
- 美味しい食事
- 食べ物は美味しいけど雪が多くて厳しい
- 雪がなくなる
- 雪が降らなくなる、もしくは雪の心配がなくなる
- 雪が降らなくなること
- 雪での近所トラブルがない
- 除雪対策。/今の時代、ネットを駆使すればほしいものはほとんど手に入る。家にいながら。極論、移動する必要もなくなる。必要な時に遠方へ移動できる公共交通機関がもっと発達してほしいが、人口減少と需要から考えても維持は困難。/せめて、効率の良い生活のためには不要である雪、除雪対策については、さらに発展、効率化してほしい。(個人的に雪は好きなので、必要なところにのみ降ってほしい。。。)○結局のところ…「人」=精神的な部分。「お金」=結局お金は必要。「環境」=生きていくために生活のしやすい環境。/この辺のバランスが取れる社会の構築が必要。
- 現代に則した、新しい時代への転換/ジェンダーフリー/ジェンダーギャップの解消/IT化・キャッシュレス促進/多様性を尊重できる社会/地域の共助関係/革新的でおもしろい農業技術/高い心の教養と生活の向上/自分をありのままに認められる心/身近なことに感謝できる素直な心/相手のことを素直に褒めることができる心/自然の恵みに感謝し季節を味わえる心
- 自然の豊かさを守っていくこと。
- 芸術や国際的なフェスティバルの開催など魅力的で大きなイベントがたくさんあること
- 自然環境や食べ物がおいしいなどの山形のいいところを残しつつ、日常生活が便利になり住みやすい環境を作ること。
- 除雪の負担が軽減されること
お金・経済面に関すること 15回答
- 金銭面での支援(2)
- 助成金(2)
- 経済の活性化
- 公共料金の値下げ
- 高校生も医療費全額負担して欲しい
- 子供を育てやすい経済的環境が必要
- 自動車税の減税、光熱費の減額
- 収入の面で不安がなくなれば安心して住んでいられる。お金が有れば雪対策などもしやすい
- 地方と都市の経済格差、若者の税負担軽減
- 物価高の解消
- 家賃の安さ、食べ物の安さを守っていくこと
- 収入
- 経済的負担感を極力感じないこと。
- 金銭面での支援(2)
- 助成金(2)
- 経済の活性化
- 公共料金の値下げ
- 高校生も医療費全額負担して欲しい
- 子供を育てやすい経済的環境が必要
- 自動車税の減税、光熱費の減額
- 収入の面で不安がなくなれば安心して住んでいられる。お金が有れば雪対策などもしやすい
- 地方と都市の経済格差、若者の税負担軽減
- 物価高の解消
- 家賃の安さ、食べ物の安さを守っていくこと
- 収入
- 経済的負担感を極力感じないこと。
利便性に関すること 9回答
- 利便性(6)
- ある程度の便利さ(特に買い物において、もう少し色んなお店があれば飽きなさそう)/遊べる場所(何をして遊ぶか考えたときの候補が少ない)
- インフラをもっと整え利便性をよくすること
- 生活圏の充実
施設等の整備に関すること 6回答
- バスケットリングもあるようなある程度大きくなった子供から大人まで楽しめる公園の整備
- 子育て支援以前に、若者が県内にいたいと定着するような施設を多くつくることが必要だと思う。
- 施設を充実させるべき
- 若者向けの施設、空き地の有効活用
- 人がくるような施設
- 大きな複合施設
「1.居住地域について」では、回答者が住んでいる場所に関する事柄を中心に質問しました。
問1の「今の居住地域に住んでいる理由」では、「実家があるから」(53.2%)が最も高く、次いで「職場が近いから」(38.0%)でした。
問2の「今住んでいる地域は好きですか」という設問に対しては、「はい」(66.2%)が最も高く、理由は「食べ物がおいしいから」(65.1%)が高い結果となりました。「いいえ」と回答した人の理由では「若者の遊ぶ場所がないから」(68.2%)が最も高く、次いで「交通が不便だから」(54.5%)という結果となりました。
問3の「将来(今後も)山形に住みたいですか」という設問では、「はい」(60.4%)が最も高く、「いいえ」は14.6%に留まりました。また、山形県内在住者と山形県外在住者別にみると、現在山形県外に住んでいても「はい(山形に住みたい)」と回答した人は53.3%にのぼりました。
問4では「山形に住みたくなるには何が必要か」を記述式で聞きました。最も多かったのは「仕事・賃金」(58回答)に関する記述となりました。