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鶴岡市由良の元民宿を購入・改修、学校に行けない・行かないことを選択した子ども達や
引きこもり等の若者のもう一つの故郷を、高齢化が進む由良地域の方を巻き込んで
会員制の海の家を作るプロジェクトです。

2024年6月のオープンを目指し、現在民家の改修費や備品購入費用を募っています。

「東北の江の島」由良でゆったりと過ごす

「東北の江ノ島」とも呼ばれる鶴岡市由良地域 ————。

そこは磯遊びや釣り堀・漁業体験もできて、とてもゆったりとした時間の流れる場所です。

若者離れが進む過疎地域ですが、今の社会の中で生きづらさを抱えている子供たちや若者が、家族や仲の良い友達と短期間過ごせる場所にならないか。
ここにもうひとつの「家」があったら…
と可能性を感じ、このプロジェクトを立ち上げました。

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波の音を聞きながら、海風にあたって1日過ごしてもいい。

家の中だと話にくいかもしれないけれど、夕陽の落ちる砂浜で散歩をしながらだったら、
話せるかもしれない。

友達やここで出会った人と、海水浴や釣りや一緒にご飯を食べて、寝て、真っ黒になる。

大人もしんどい時になんとなく、海を見たくなる時があるし、子ども達にとって、親戚の家のような、故郷がもう一つあったらいい。
しんどかったらまたこの街に来てゆっくり過ごしたらいい。

プロジェクト発起人の想い

学校に行けない・行かないことを選択した子どもたちは、国内で約29万人いることが発表されました。

「発信しないのであればないのと同じ」と私は考えます。

「不登校」というレッテルを貼られて部屋から出られなくなった子どもたちは後から学び直すことはできても、友達と遊び機会を失ったり、家庭の中が暗くなったりします。

いつもと違う環境で家族と向き合ったり、友達と一緒に遊んだり、同じ境遇の子と語りあったり、そんな場所は作れるかもしれない。
地域の方が応援しているよって気持ちを伝える場は作れるかもしれない。

そんな想いを持って、2023年10月に鶴岡市由良地域の民宿だった木造2階建てを購入しました。

約20人が宿泊できて、海岸までは100Mほどの海の近くの家です。

こんな環境で地元の人たちと交流しながら、何か気づいたり変わったりするきっかけになればと思っています。