2024年1月31日(水)14時から、山形市のスタートアップステーション・ジョージ山形さんを会場に、第6回出張交流会「地域の集いの場になる!飲食店のはじめかた」を開催しました。
ゲストは、NPO法人かみのやまランドバンクとして、上山市の空き家利活用、活性化をプロデュースしている鏡昌博さん、米沢市にあるcafe mamenokiのオーナーで、現在は南陽市地域おこし協力隊として農業に取り組む遠藤友紀さん、そして村山市でバーと簡易宿泊施設を運営され、起業支援事業にも携わっている新関燿さんの3名。
空き家という地域課題×飲食店×地域の集いの場
それぞれ強みのある3名が集うとどんな会になったのか、簡単にですがレポートします!
今回は会場とオンラインで開催しました。
会場には12名の参加者が集まり、みなさん真剣な表情でゲストのお話しを聞いていました。
ゲストトークでは、ゲストのみなさんにこれまでの活動や経緯、これからのお話を伺いました。
鏡さんからは、上山市に空き家を活用してオープンしたお店の紹介や、どのように仕掛けていったのかのお話しがありました。特に、「点」でしかなかった新しいスポットが、線でつながるようになっていき、いずれ上山市が歩いて楽しい町になればというビジョンが、印象的でした。
遠藤さんは、なぜカフェだったのかというお話しや、地元の学生に愛されるようになるまでの経緯の話がありました。お客さんと接するうちにお姉さん的な立ち位置になっていったというお話しから、遠藤さんの人柄が伺えました。また、協力隊として農業に乗り組みながら、もっと山形の美味しい農作物をカフェで提供していきたいという思いもお話ししてくれました。
新関さんは、開業して1年と少しの期間で感じた事や、賑わいを創るための工夫のお話しでした。毎週のようにイベントをうっては、人を呼び込んで、「宴会」の空間を作っているのがとても楽しそうでした。こんご新たに簡易宿泊所もオープンするそうで、これからがとても楽しみです。
2つのグループに分かれて、自由にお話しをしました。
参加者がこれからやりたいことの相談や、既にやっていることの相談等に、ゲストが経験をもとにお答えしていました。
真面目な話からちょっと笑いの起る話まで、ゆったりとした空間でした。
今回は業種や年齢層など、幅広い皆さんが集まって下さり、新たな出逢いもたくさんありました。
今回の交流会をきっかけに、何か動くことがあれば嬉しいです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!