県ではこのたび、山形県内等の短大・大学に通う学生を対象とし、ジェンダーや多様性等について学び、ライフステージや職場等の様々な場面で主体的に多様な選択ができる人材を育成することを目的として講座を開催しました。

 プログラムには、「#なんでないのプロジェクト」代表の福田和子さんによる講演や、県男女共同参画センター(チェリア)館長の伊藤眞知子先生による講義が盛り込まれ、学生たちは男女共同参画や性の多様性について理解を深めました。

 また、学生が自らプログラムを企画・作成し、高校生に出前授業を行いました。

 この講座により、9名のユースリーダーが誕生しております。

 以下に講座の様子をまとめておりますので、ご覧ください。 

第1回 男女共同参画や性の多様性などについて学ぶ

● 県男女共同参画センター(チェリア)館長 伊藤眞知子先生による講義

  講義では「人権」、「ジェンダー平等」、「日本の現状と課題」、「アンコンシャス・バイアス」をテーマに解説があり、広く男女共同参画について学びました。

● #なんでないのプロジェクト代表 福田和子さんによる講演

  「性をめぐってユース世代に伝えたいこと」と題し、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)について理解を深めました。

● ジェンダー問題を考える

 グループに分かれ、「学校」、「家庭」、「職場」などの身近なジェンダー問題をみんなで考え、学生たちがそれぞれ意見を出し合いました。

第2回~3回 オリジナルプログラム(ジェンダーカード)の作成

● 高校生に向けた出前講座を目標に、オリジナルプログラム(ジェンダーカード)を考える

 1.性(性教育・生理)編、2.恋愛・結婚・出産編の二つをテーマに、学生が「質問」を考えました。高校生から出される「答え」が絞り込まれないよう、広く解釈できるよう「質問」のひとつひとつに工夫を重ね、高校生からどのような答えを引き出したいか、何に気付いてほしいかなど、深い話し合いが行われました。

 「ジェンダーカード」とは、カードに記載された「質問」に対する自分の考えや疑問を話し合い、参加者の考えを共有することで、ジェンダーの問題を考えるきっかけにするものです。

● 県立酒田光陵高校に出前授業

 酒田光陵高校の2年生36名に出前授業を行いました。大学生が考えた「性別によって違う校則(髪の長さとか)どう思う?」「生理について気軽に触れられないのはなぜ?」「恋バナってしなきゃダメ?できなきゃダメ?」「子どもが生まれ(たら/ても)仕事を続ける?それともやめる?」などの質問が書かれたジェンダーカードから、高校生たちが様々な意見を述べ合いました。

9月21日(木曜)には、山形市立商業高校において出前授業を行う予定です。