山形の若者の活躍や山形の魅力を発信する「やまがた若者応援大使」が、県内でチャレンジする若者に会いに行く『やまがた若者応援大使の“やまがた探訪Ⅱ”』。

「民泊工房FUu~の大山芙由美さん」が、尾花沢市でドツキ市を開催している実行委員のお二人を訪問してくださいました。

#ドツキ市実行委員会 横澤孝博さん(実行委員長)、折原麻紀さん編
【探訪者 大山芙由美さん】

左:折原さん、右:実行委員長の横澤さん

今回は、尾花沢市の真ん中にある徳良湖を会場に、にぎわいを作ろうとアクティビティと市をかけ合わせたマルシェ「ドツキ市」を開催する実行委員のお二人に、地元や市(いち)への想いをインタビューしました。

―ドツキ市この前行きましたよ。大盛況でしたね!
(横澤さん)ありがと様です。

(折原さん)天気にも恵まれいがったや。

―ドツキ市の由来を教えてください。
(横澤さん)会場が徳良湖という湖の湖畔です。100年前、そこを作るときに約30,000人の手により〝どんつき〟土搗いて造られたことから「ドツキ市」と名付けました。

ドツキ市の様子

―ドツクというと違うイメージがあったのでおもしろいですね。
そもそもドツキ市はどうやって生まれたのですか?
(折原さん)私がUターンで尾花沢に帰ってきてダイエットを目的に徳良湖の遊歩道を歩いていて

―ダイエット?!
(折原さん)そうダイエット!徳良湖の遊歩道が良いと聞いて歩くようになり、ドツキ市のメイン会場となっている湖畔広場がすごく気持ちの良い場所だなと。
ここで何かやったら最高って思ったんです。
それを仙台にいる友達の文ちゃん※に「ここでマルシェしたら最高じゃね」と電話したら、たまたま地域おこしで尾花沢に来ることになったの。
※文ちゃん:ドツキ市実行委員会発起人の一人

―タイミングがすごいですね。
(折原さん)文ちゃんが尾花沢市地域おこし協力隊になって、若者チャレンジ応援事業を活用しマルシェしたいねと話をしていたのです。その時、横澤さんが職人としてkitokito Marche(キトキトマルシェ)など他の市で活躍していることを文ちゃんから聞いて、なぜ尾花沢で披露するところがないのかな、もったいないよねと。

―横澤さんの手仕事とは?
(横澤さん)Uターンして、蔓細工をしていたのです。
私と同じようにモノつくりや面白いことをしている人って、意外と尾花沢に多いんですよね。地元で活動している人を見てもらえる機会を作りたいという想いからドツキ市を開催するにいたりました。
2019年10月5日に最初のドツキ市を開催しました。原っぱの方は地元のお母さんたちの野菜を出したり、湖畔の方は市外県外のお店を出したり、地域の人も出店しやすいように工夫して、大体20店舗くらいで始まりました。この前の5回目(R4.8開催)では54店舗の出展者さんが集まってくれました。

―すごく増えましたね~ 募集方法は?
(折原さん)SNSだけです。
あとは出展者さんどうしの繋がりもあるべね。
尾花沢の新規の方も増えたのが嬉しい。
ただのマルシェではなく尾花沢らしさを出したくて工夫もしています。
花笠踊りやおみこし、山形大学のサークルの「四面楚歌」に踊ってもらったり。

おみこしの様子

(折原さん)そして車が見えないから非現実的よね。
地元でも知らない人が多い隠れた名所!!

(横澤さん)ウマイナヲガスクエル 
(横澤さんはこう見えてとても方言が強いです。解釈すると「尾花沢の人も新しいものが食べられる」という意味)

―私も出展したけど仕掛けが盛りだくさんで、次は何が来るのかワクワクでした。
今後やってみたいこととかありますか?
(折原さん)アクティビティー大会をしたい。
ブラックバスは加工すると作物のたい肥になると聞いて、この前試験的にバス釣り大会をしたっけ。
あとはととこ(鶏)の餌になり平飼い卵になる、その卵をお客様に還元したい。
SDGsを意識し徳良湖をきれいにして、いつかテントサウナで徳良湖にドボンということもしていきたい。
季節に合わせて夏はカヌー、冬はキャンプなどやってきたから、今後はヨットやサイクリングも良いね。尾花沢はスポーツを推進しているから、もっとアクティビティーに注力していきたい。

ドツキ市でのカヌー体験

(横澤さん)朝も幻想的。月山が見えて靄がかっていて湖が凪で鏡面になっていて、、、
セーヌ川のよう外国みたい。
ヨットはジェットコースターみたいに迫力あるし絶対倒れない。乗ってほしいですね。

徳良湖の夕焼け

―尾花沢は銀山温泉のイメージが強いけどアクティビティーが沢山あり景色が魅力ですね。
(横澤さん)地元を一回出てUターンで帰ってきたときに、出ていった先には無いものを見つけられると山形(尾花沢)って良いとこだという小さい気づきが増えていく。
周りにお裾分けすると、その人たちから「山形ってうまいもんあるね」と言われて、それでまた良さに気づいたりもしました。
私は居場所があるという安心感が常にあって実際帰ってきました。

(折原さん)何も無いから出ていくけど、何もないから可能性がありチャンスがある。
三人で始めたドツキ市、手伝ってもらって仲間が増え、新しい風を入れつつ地元を大事にしていきたい。

(横澤さん)ドツキ市が基礎作りで色んな人が来て踏みならしていくことで会話が生まれ繋がりが出来るのかな。
みんなの力で出来た徳良湖を出展者とお客さん、地域の人や県内外の人が巡り、そして出会いが生まれる【市(いち)つくって地固める】を今後も大事にしていきたい。

―素敵なお話ありがとうございます。次の開催はいつですか?
(折原さん)令和5年8月12日土曜に大きく開催する予定です。
そしてミニドツキ市も同時開催しちゃいます。
HP、Instagram、Facebookで随時更新しているのでチェック宜しくお願いします

――第一回から何度か出展側で参加していましたがマルシェをきっかけに尾花沢を盛り上げたいという熱い思いを聞くことが出来ました。
現在進行中のプロジェクトもあり(まだ本決まりではないので記事には書けず)、来年のドツキ市がとても楽しみです。
まずは朝の徳良湖を散歩しに行きましょう!なにかヒラメキがあるかもしれませんね。