ようのじんぎり オーナー制度
鮭川村の「鮭」のオーナーになりませんか?
山形県鮭川村。
村の中央を流れる清流「鮭川」には、昔からたくさんの鮭が遡上します。
その恵をいただく方法の一つとして、冬の寒風に晒すことで旨味を凝縮させる「鮭の新切り(ようのじんぎり)」という郷土食があります。
ただし、遡上してくる川の鮭には独特な臭みがあるといわれており、より品の良いじんぎりにするため、今シーズン、活き締めによる食味向上の取り組みを実施します。
そこで、皆さんには「鮭」のオーナーになっていただき、美味しい「ようのじんぎり」にすべく、お手伝いをお願いしたいのです。
◆ようのじんぎりとは?
水源となる深い森に囲まれた清流「鮭川」は、昔からたくさんの鮭が遡上することで知られています。その鮭川が中央に流れる鮭川村には「鮭の新切り(ようのじんぎり)」という郷土食があります。鮭のことを「ヨウ」と呼び、新切りとは塩漬け、寒晒しにしたものです。鮭が上る川「鮭川」には、今も多くの鮭が上ります。90年代から養殖鮭の輸入増え始めた養殖鮭の輸入により、成熟して脂が抜けた川の鮭は市場にほとんど並ばなくなってしまいました。鮭は、誰でも知っている身近な魚でありながら、川に遡上した鮭を食べる食文化は今や貴重な存在となっています。
◆鮭川村の新しい取り組み
「活き締め」による伝統食の新たな挑戦
独特な臭みがあるといわれている川の鮭を、今シーズンは活き締めによる食味向上に取り組みます。塩による熟成もあらためて再考し、この魚だからこそできる食べ方を実践していく予定です。塩分や水分、温度管理などを見直していく予定です。
◆サラリーマン若手鮭漁師「矢口春巳」さんの挑戦
今年から本格的に鮭漁メンバーに加わった矢口春巳さん。鮭漁メンバーの中では最年少で、サラリーマンとして働きながら鮭漁に関わっていく予定です。昨年亡くなった彼の父もまた鮭漁のメンバーで、伝統食「ようのじんぎり」の復活、子どもたちとの放流活動などを行う有志団体「サーモンロードの会」の立ち上げなど、20年以上前から鮭川村の鮭のPRに尽力してきた人でした。今シーズン、そんな父の背中を追う彼が、鮭の伝統食「ようのじんぎり」製造に挑戦します。活き締めや塩漬け方法の確立など、新しい取り組みも行っていく予定です。
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◆オーナー特典
・水揚げから活き締めや、ようの寒晒しの様子など、オーナー様に向けたビデオメッセージを配信。
・活き締めした鮭(1/2匹分)を5パターンのレシピで作成。
食べ比べができる形でオーナー様へ「ようのじんぎり」をお届けします。
塩引き(水分量を調整)、燻製(木材、水分量など調整)し出荷。(1月下旬、発送予定)
・食べ比べしていただき、オーナーとして、食味のフィードバックをいただきます(必死条件)。
共に鮭の美味しい食べ方を模索していきましょう!
◆募集期間:2020年11月30日(月)〜2021年1月15日(金)頃まで
◆定 員 :20名 ※定員になり次第、募集期間に関わらず、オーナー様の募集を終了いたします。
*山形県若者未来創造事業による支援事業のため無料対象となりますが
オーナーとしての食味に関するアンケートへの回答が必須になります。
*鮭川サーモンロードの会 × commune AOMUSHI(株)により、共同開催されます。
*この事業は「令和2年度若者未来創造事業フロンティアプロジェクト事業」として実施されます。