(↑フェスに展示されていた絵画作品より)

こんにちは、ミッチです。
暑い日差しの中にも、爽やかな風と高い空。
秋の訪れを感じる季節になってきました。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋・・・・
みなさんは どんな秋を過ごしますか?

■With優フェス2018は、ゆるくてあったかいイベントだった

米沢市を拠点に活動している特定非営利活動法人With優さんは、
フリースクールを中心に、就業支援としてカフェレストランや会員制居酒屋「結」を経営するなど、多角的・精力的に活動を展開しているNPO法人です。
9月15日に「With優フェス~With優 みんなで頑張るフェス~」なる文化祭を開催するというので、お邪魔してきました!

With優フェス2018 With優フェス2018

会場は、米沢南部コミュニティセンターの多目的ホール。
会場に近づくと、きれいな歌声が響いてきます。

With優フェス2018 With優フェス2018 With優フェス2018

ステージでは、フリースクールに通う生徒をはじめ、
その友だちや卒業生などによる発表が。
コーラス、演奏、ピアノの弾き語り・・・
内容もバラエティに富んで飽きさせません。

With優フェス2018

演奏が終わると、司会の青年が登壇してインタビュー。
笑いが起きる一幕もあり、楽しいステージが続きます。

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会場には、展示や販売ブース、飲食コーナーなども。
手づくり感たっぷりで、ゆるくてアットホームな雰囲気は、
With優さんならではの素敵な空間でした。

With優フェス2018

来場した子どもに「おう!よく来たな」と優しく声をかけていたのは、
代表の白石祥和さん。(写真左)
With優を立ち上げ、次々に事業を展開してきた白石さんに、
今日のフェスについて聞いてみました。

「去年はフェスができなかったんですよ。今年は子どもたちからの『したい』という声もあって、なんとかできました。スタッフも生徒たちも、時間のない中でよく頑張りました。特にスタッフは、他の事業も多忙を極める中の準備だったので、大変だったと思います」

会場はゆるやかな時の流れを感じる和やかさがあるけど、
イベントを成功させるというのは、やっぱり大変なもの。
スタッフのみなさん、生徒のみなさん、関係者のみなさん、
楽しいひとときを、ありがとうございました!

■With優の新たな挑戦!
 平成30年度やまがた若者チャレンジ応援事業

With優フェス2018

受付に置いてあったチラシには、
With優さんの新たな挑戦が!

「今度、With優さんで新しいお店開くみたいだけど知ってっか?」
「はい、アクティー米沢の1階のテナントに今年の冬に入るんですよね?」
「んだ。まだ働いたことがなかったり、これから働こうとしている人がトレーニング出来る飲食店を出すんだってよ。小さい子も遊べる場所もあるみたいだから、子どもと一緒に行ってみっといいっさ」

なんと、飲食店をまたオープンするらしいですよ!

そしてそのチラシのうら面には、
「オリジナルの募金箱を設置してみませんか?」の文字。

With優フェス2018

With優で運営するお店で購入をすると、500円ごとにオリジナルコインを進呈。
そのコインを選んだ団体の募金箱に入れることで、1枚につき10円をその団体に寄付する、という仕組みをスタートするそうです。

「今は、コインの製造について準備を進めているところです。飲食店で提供するメニューもこれから決めていきます。居酒屋とはまた違うので、悩みどころですね」と白石さん。

■すべては地域のために
 そこで暮らす子どもたち、人々のために

今回は限られた時間の中でしたが、
それでもWith優さんの持つあたたかさとエネルギーを
ふんだんに感じることができた時間でした。

フリースクールだけにとどまらず、
居酒屋、レストラン、就業支援と活動の場を広げ、
さらに新店舗オープンと募金システムまで始めようという
その勢いは止まりません。
もちろん、始める数だけ”産みの苦しみ”もあるでしょうが、
新しい事業が産まれた後は、
また一回りも二回りも
まわりの笑顔が大きく広がるんだろうなぁ。
With優さんを訪問して、そう感じました。

With優フェス2018