20歳で成人し、新人とよばれがちな20代前半を超え、だんだん社会人や大人として慣れてきた20代後半が終わり、大人としてさらに一歩階段をのぼる節目の年。
それが 30歳。
そんな30歳を迎える人達が一同に会する 第5回山形30祭 が2024年2月に予定されています!
「第5回山形30祭」(通称:三十路式)は、平成5年~6年生まれの30歳を対象に、2024年2月11日(日)山形市のビックウィングで開催される予定です。
新型コロナウイルスが流行するまでに4回開催され、自粛期間による休止期間を挟み、この度 4年ぶりに復活 します。
今回は、12月23日(土)に開催された「山形30祭プレイベント」にお邪魔して、三十路式開催に向けた想いを伺いました。
会場となったのは、山形市七日町にあるカフェ「LiFE - burger&cafe -」(@yamagata.lifeburger)。具材たっぷりのハンバーガーが人気のカフェです。
第1回山形三十路式で実行委員を務めた先輩が経営するお店です。
この日集まったのは「30祭実行委員会」と、友人や初対面の参加者、そしてゲストの総勢13名。
参加者の胸には「山形平成小学校5年6組」のワッペンが。自分の名前を書き込んで、さながら中学生に戻ったようです。
プレイベントのプログラムは、「給食を食べよう」「ワークショップで交流しよう」の2部構成。給食タイムには初代三十路式実行委員を務めた先輩のトークもあります。
「給食気分で大人のランチ会」と銘打って、小学生に戻った気分で、同年代のお友達と集まることの楽しさや、懐かしさを共感してもらおうと企画されました。
まずは「給食を食べよう」。
LiFEさん自慢のハンバーガーが、なつかしい銀色のトレーにのって現れました。
ハンバーガーの旗にはちゃんと「30祭」の文字があります。
参加者は専用の包み紙に、大きなハンバーガーをぎゅっと潰して(店長おススメ!)納め、同年代との会話を弾ませながら、ハンバーガー給食を楽しみました。
同時に行われたトークショーでは、初代三十路式実行委員を務めた山形市議会議員の荒井拓也氏をお招きして、現三十路式実行委員長の神保拓磨さんと、副実行委員長の有路佳奈子さんが、第1回三十路式のエピソードや、市議になったきっかけなどを伺いました。
給食の後はワークショップです。
ネームの色で3~4名の3つのグループに分かれ、それぞれグループ内で1人60秒ずつ自己紹介をします。
そのグループのまま、次なるゲームに。
徐に配られた大判用紙とカラフルなペンを、各グループごとに机に広げます。
「共通点探しゲーム」です。
グループの過半数が共通することを書き出していき、一番多かったグループが勝ち。
実行委員の「商品もあるよ」の声に、みんな本気です。
小学校の「学活」の時間のように、みんなでどんな共通点があるかを話し合って、大判用紙にペンで書きこんでいきます。
「運動部だった人」「車を持っている人」「ラーメンが好きな人」など、それぞれ工夫をしながら共通点を探っていました。
あるチームでは4人中3人が「AB型」という意外な共通点にびっくり。
優勝チームは46個もの共通点を見つけていました。
参加者からは、
「なかなかこの歳になると『初めまして』をする機会が少ないので、同世代と交流できて楽しかった。当日も来たいと思う」
という感想も上がり、30歳という節目にあらたな交流を広げる楽しさを感じたようでした。
同世代だからわかる話題もあり、和気あいあいとした雰囲気の会でした。
4年ぶりの開催となる2024年2月の三十路式。
三十路式の実行委員会は、毎年その世代が中心となって行うため、今回も実行委員会は、対象となる平成5年6年生まれの30歳で構成されています。現在8名のメンバーで、開催に向けて準備をしているそうです。
その中心となって活動されているのが、実行委員長の神保拓磨さんと、副実行委員長の有路佳奈子さんです。
お2人に、「山形30祭」開催に向けての想いを伺いました。
僕は、"つなぐ農家"と自己紹介をするほど伝統や文化を紡ぎつないでいくことはとても大切なことだと実感しています。
僕たちが運営する第5回山形30祭(2024年2月11日)はコロナ禍を経て丸4年ぶりの開催となります。2016年から続いた山形三十路式が山形30祭へと生まれ変わり、先輩方の想いを大切にしながら僕たちの代にしか出せない色を加えていきたいと思います。
実行委員は、自分の仕事を持ちながら有志のメンバーで企画運営をしますが、会場に来てくれる方々が"楽しかった!来てよかった!"と思ってもらえるような祭式になるよう僕たち自身も楽しみながら運営していきたいと思います。
私が、山形三十路式を始めて知ったのは25歳の時でした。
山形三十路式の運営に携わった先輩たちが憧れだったこともあり、漠然と、「30歳になったらやってみたいなあ」と思っていたのが再開に至った経緯の1つです。
30歳となると、結婚、出産、転職、離婚などなど、、、人生の転換期の1つなのではないかなと思います。
新型コロナウイルスの影響で約2年ぶりに、同級生のお友達と対面で会ってお友達になれたとき、
成人式の時とは大きく異なる、学校や、学区の垣根を超えた新たな出会いや、新しい発見・・・わくわくすることが沢山待っていることを私自身経験しました。
「同じ歳の人と集まるってこんなに楽しかったんだ!」と心の底から笑える、忘れかけていた「楽しい!」を取り戻せる、そんな集まりが出来たらいいなと思っています。
参加資格は基本的に93年94年生まれだということだけなのでたくさんの方に来てもらいたいです!
30歳は人生の転換期なので、様々な境遇の方がいると思います。 結婚して家庭を築いている方、仕事に一生懸命な方、独身で趣味を楽しんでいる方、子供が生まれて子育てをしている方、山形を離れて生活されている方... ご夫婦お子様連れでも参加しやすいよう、託児所を設けたり、一人で参加の方も話しやすいようなレクリエーションを企画したり、どなたにでも寄り添えるよう企画運営していきますので、是非たくさんの方のご参加をお待ちしております!
93年、94年生まれの30歳になる方で山形にゆかりがある方なら、県内外どなたでも参加可能です。
また、新型コロナウイルスの影響で開催されていなかった2年間に該当する32歳前後の方も参加可能としたいと思っております! ありがたいことに、「私達も、参加出来たらいいなあ…」のお声を多くいただくことが増えたので、急ピッチで、参加資格に追加しております!
社会に出ると勤め先や趣味の集まりなど、自分の行動範囲内以外で交友を広げるのが難しく感じます。
その中で、同級生とはいつの間にか疎遠になっていたり、互いに忙しくて会えなかったりと、つながりが薄れてしまうこともあるかもしれません。
そんなときに、この「山形30祭」に参加することで、少し昔を懐かしんだり、同級生と再会したり、はたまた新たな交友が広がったりと、楽しいが広がりそうです。
本番まであと2ヶ月弱。
すでにチケットの販売は始まっているそうです。
久しぶりに友達に連絡を取って、節目の年を祝う「山形30祭」に参加してみてはいかがでしょうか?
***information***
第5回三十路式「山形30祭」
2024年2月11日(日)
12:30 開場 16:00 閉会
会場:山形ビックウィング
Instagram @yamagata_sanju
参加費:6,000円 (ペアチケット11,000円でお得に!)