令和5年11月21~ 23日(木)の3日間、
山形市遊学館にて開催された
「やまがた起業・地域活動応援カフェ2023」は、
日本政策金融公庫(主催)と若者支援コンシェルジュ事務局の初共催イベント。
全国的に展開している「日本政策金融公庫 第12回女性・若者向け創業相談ウイーク」の山形版として開催されました。
起業や融資のプロフェッショナルである日本政策金融公庫と、
若者の地域活動支援をする若者サポーターがタッグを組んで、
起業や地域活動にチャレンジする人たちの相談に応じました!
満席御礼!若者サポーター相談会
カフェでは、4人の若者サポーターがシフトを組み、相談に応じました。
全部で8枠の相談枠はすべて埋まり、
さまざまな分野の相談が寄せられて
若者サポーターは持てる知識と経験をフル活用!
起業、団体運営、広報、これからの生き方などの相談に聴き入り
自身の経験を話したり、アドバイスをしてくださいました。
若者サポーターのスペシャルトーク
相談会が始まる前の30分間は、
若者サポーターによるスペシャルトークを行いました。
短い時間でしたが、そのぶん大切なポイントが凝縮された30分のトークで、
参加した人は少なからず得るものがあったのではないかと思います。
21日 菅原 晴美 さん
「この数字、何だかわかりますか?」
と、スクリーンを指さす菅原さん。
ご自身のキャリアから、子育てや自分の仕事を大切にしながら続ける地域活動のコツを紹介してくれました。頑張りすぎないこと、得意な分野でメンバーが補い合うことの大切さも、事例を踏まえてわかりやすく説明がありました。
22日 笹渕 美香 さん
一般企業、行政職、フリーランスとしての起業(現在)というキャリアをお持ちの笹渕さん。
「何歳からでも、何度でも始められると、自分の経験から感じています」
というお話は、とても説得力がありました。
「しっかり事業計画を立てて、資金を貯めて…という手順に縛られずに、まずはやってみることが大事」。
笹渕さんのことばに、パワーをもらえた方もいるのではないでしょうか。
22日 佐藤 恒平 さん
桃色ウサヒを筆頭に、ゲストハウスの運営や農業ロボットの開発支援など、数々の実績を持つ佐藤さんですが、今回は小学校での活動を中心にお話してくれました。
「学校の中に『相談できる場』を作って、一番喜んだのは先生」という佐藤さん。
地域の中の「スキマ」に活動実践者が入ることで広がる相乗効果のお話がとても印象的でした。
23日 伊藤 大貴 さん
市町村合併により、地元の町名が変わったことに「町は不変ではない」ことを実感したという伊藤さん。
目指すは「仕事がある地元にすること」!
地元への溢れる想いと、ビジネスとして成功させていくためのポイントをお話くださり、起業スタート時点でのコツも伝授いただきました。
若者支援コンシェルジュ事務局より
「若者サポーター」は、いつもは依頼を受けて1to1で相談に応じているため、
場を設けた相談会イベントは初めてでした。
実践者、経験者だからこそ伝えられること、コツやノウハウなどは、
これから何かを始めたい人にとって、
とても参考になることだと思います。
このような場が増えることで、人と人がつながり、総じて山形がもっと元気に楽しくなるのでは…と思えるイベントでした。
貴重な機会をくださった日本政策金融公庫山形支店のみなさま、ご協力いただいた若者サポーターのみなさま、イベントに来てくださった多くのみなさま、ありがとうございました!